【ワシントン聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第一書記が先ごろ観覧した公演に米国を代表するキャラクターが登場し、関心を集めている。
 北朝鮮の朝鮮中央テレビは7日、金第一書記が牡丹峰楽団の公演を観覧したと報じた。その画面に、ディズニーのミッキーマウスなどと見られるキャラクターの着ぐるみが登場した。
 一部の米メディアも、平壌発のAP通信の報道を基に「北朝鮮の独裁者、ディズニーランドに行く」と題してこのニュースを伝えた。北朝鮮の若き指導者が観覧した公演に、北朝鮮が敵対視する米国の代表的なキャラクターが登場したことを、大きな変化とみなしているようだ。
 金第一書記とディズニーキャラクターの接点が取り上げられるのはこれが初めてではない。昨年末に日本のメディアは、金第一書記が1991年5月に兄の金正哲(キム・ジョンチョル)氏とともに、他人名義の旅券を使って日本に入国し、ディズニーランドに行ったことが確認されたと伝えた。金第一書記は当時8歳だった。
 一方、北朝鮮メディアは今月3日、金第一書記が平壌靴下工場を視察した際に、「世界的な流れ」に沿った製品製造を強調したことを伝えている。

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