LGフィリップスLCDが12日、第2四半期の事業見通しを下方修正した。第1四半期の業績発表会では、サッカー・ワールドカップ(W杯)特需を当て込み、第2四半期のパネル出荷量増加率を20%台半ばから後半と見込んでいたが、10%台半ばへと見通しを引き下げた。テレビ部門の出荷量も当初の予想「50%成長」には届かないと判断、「25%程度の成長」に下げた。
 また、1平方メートル当たりの製品販売価格の下落幅も、同社の予想を大幅に上回っている。当初は1けた台後半の下落率を予想していたが、今回、10%台半ばの下落率に修正した。

 こうした業績の下方修正は、W杯特需に対する期待から液晶パネルの供給量を大きく増やしたものの、需要が期待したほどはなく、テレビ部門の成長が低調なことが原因とみられる。

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