朴容民(パク・ヨンミン)参事官は16日に港区内のホールで、「韓国外交官が東京で驚いた点」と題し英語で講演した。朴参事官は北朝鮮核問題の専門家だが、旅行や映画をテーマにエッセイ集も出版している。
26日にはキム・ギホン参事官が葛飾区で、「言語と食文化の観点からみた韓日比較」をテーマに講演する予定だ。また、料理研究家の趙善玉(チョ・ソンオク)さんが23日に新宿で韓国宮中料理を教える。
大使館側はこうした催しを東京23区で順次開催したい考えだ。日本人が韓国文化に接する機会を設け、韓日の交流・接触を拡大するという意図。外交通商部は今年、外交の一環として「韓流外交」に力を入れる方針を示している。
ただ、韓日間には複雑な懸案が少なくなく、朴参事官らのような政務関係者まで韓流外交に動員することに批判の声も上がっている。これに対し大使館関係者は、業務時間外を利用した活動だとしながら、「これまで触れ合うことのできなかった人たちにわれわれの政策を説明するため」と説明した。
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