ひとり親家庭の実態報告書によると、月の平均所得は93万3000~98万9400ウォン(約6万3100~6万6900円)、支出は101万8800~115万5000ウォンと集計された。所得は全世帯の平均(363万1700ウォン)の25%、消費支出は全世帯平均(228万6900ウォン)の50%にあたる。
ひとり親家庭のうち赤字の世帯が47~59%を占め、全世帯平均のほぼ2倍となっている。
また、ひとり親家庭では子ども1人当たりの養育費が月48万2800ウォンで消費支出の半分近くを占めるものの、全世帯平均の養育費(100万9000ウォン)の半分にも満たない。特に教育費が全世帯平均の3分の1程度と、大きな開きがある。
一方、ひとり親家庭の9割が、子どもが中高校を卒業後、進学することを希望している。
報告書は、ひとり親家庭に赤字が多く、子どもの養育費が低水準であることについて「貧困の悪循環を引き起こしかねない」と指摘。ひとり親家庭に対する子ども支援政策の強化を促した。
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