韓首相は、両国間では現在、独島問題だけでなく歴史教科書や従軍慰安婦などの問題があると説明した後、日本は謝罪しようとせずむしろ植民統治を正当化していると述べた。また、韓国政府が独島問題で譲歩する意思はないことを強調するとともに、日本に対する「静かな政策」はこれ以上続けないとの考えを示した。
北朝鮮との関係については、北朝鮮との戦争は望んでおらず、偽造紙幣問題についても北朝鮮自らが解決すべき問題で6カ国協議と結びつける必要はないと述べた。
フランスのメディアは韓首相の訪問を大きく扱っている。ル・モンドは4~5日の週末版で韓国の発展像と文化、アジア圏で巻き起こった韓流現象を紹介した。6日付でも韓国初の女性首相として韓首相の歩みをたどった。経済日刊紙のラ・トリビューンは6日付の国際経済面全面を韓首相の訪問に関する記事に割いたほか、カトリック系日刊紙も韓首相の歩みや両国の交流状況と見通しを紹介した。
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