【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)の金仲秀(キム・ジュンス)総裁は18日(日本時間19日)、米ニューヨークで行った講演で、「韓国経済が中長期的には出生率の低下、高齢化などで成長率が次第に低下する」とし、労働投入の量よりは質を高める努力が必要だと強調した。
 また、相対的に立ち遅れているサービス業の生産性を高めるとともに、研究開発・革新技術の投資を通じ、生産性の向上が成長を主導できるようにすべきだとした。
 金総裁は19日に米ワシントンで開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に出席するため訪米。アジアソサエティーの招きで講演した。アジアソサエティーはアジアと米国間の相互理解を深めるために1956年に設立された非営利団体。 

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