統一部当局者によると、韓国側は北朝鮮が一方的に中止した鉄道試運転問題について「明確で進展のある立場表明」を要求しているのに対し、北朝鮮側は軍事的保障措置を優先する立場を崩しておらず交渉は難航している。ただ、北朝鮮側は5月に開催された第4回委員級実務接触を通じて意見が交わされた軽工業原材料や地下資源協力問題、漢江河口でのコンクリート用骨材採取などに関する合意書を締結する意向を示しているという。
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しかし、争点となっている鉄道試運転問題に対する立場の違いは埋まらなかったことから、軽工業原材料や地下資源協力問題など残りの議題に関する合意も遅延している。これにより統一部の李鍾ソク(イ・ジョンソク)長官が主催する歓迎夕食会前に合意文を引き出すことを目標としていた韓国側の目標達成は事実上困難となり、第2回全体会議は6日に持ち越される可能性が高まっている。
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