今月1日夜、帰宅中に拉致された被害者の女性は、犯人のすきを見て警察に通報し、位置を比較的詳しく伝えたものの、警察の対応の不手際で女性は殺害され、バラバラの遺体で発見される結果となった。警察はまた、被害者との通話時間を何度も訂正するなど、虚偽の発表を繰り返した。
趙庁長は同日、警察庁舎で謝罪文を発表し「警察の誠意のなさがこうした残酷な結果を招いた。虚偽の発表で国民を失望させたことに対し、心からおわびする」と謝罪した。
無能な警察職員の状況誤認、対応の不手際、不十分な捜査、虚偽の発表など、警察内部の深刻な問題が確認されたとし、「責任者には相応の責任を問い、特に虚偽発表に対しては厳しい処分を下す」と表明した。また、再発防止に向けては、警察の犯罪対応能力とシステムを整備する方針を示した。
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