【ソウル聯合ニュース】モスバーガーの江南本店が5日、ソウル・瑞草区の江南駅近くにオープンする。モスバーガーコリアが4日に明らかにした。
 モスバーガーは2月28日にソウル・蚕室のロッテ百貨店にパイロット店を初出店し好評を得ている。今後5年以内に50店舗まで拡大する計画という。
 価格は「モスバーガー」と「テリヤキバーガー」が3900ウォン(約285円)、「ライスバーガー」が4300ウォン。ほとんどの食材に韓国産を使用している。
 昨年10月にモスフードサービスとフリーペーパーなどを手がける韓国のメディアウィルホールディングが合弁会社、モスバーガーコリアを設立した。江南本店を訪れたモスフードサービスの桜田厚代表取締役社長は「モスバーガー固有の味を守りながら韓国の消費者の好みに合わせた商品も開発していく」と話した。
 1972年に東京で創業したモスバーガーは現在、韓国を含め台湾やシンガポール、香港、タイ、インドネシア、中国、オーストラリアの8カ国・地域に292店舗を展開している。台湾には218店舗を持つ。
 モスバーガーコリアによると、これまで日本を旅行した韓国人観光客の間でモスバーガーの評判が広まり、マニア層が生まれたほど韓国でも人気があるという。

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