ある外交消息筋は2日、聯合ニュースとの電話取材に対し、「ミサイル発射計画の発表以降、米朝間の公式接触はまったくなかった。しかし、ニューヨークチャンネルは状況変化と関係なく、常に稼動できる状態にあるとみるべきだ」と話した。
これは米朝間の関係が悪化局面にあるにもかかわらず、双方の状況と反応を探るため、非公式対話チャンネルはそのまま維持していると受け止められる。
特に、一部では米政府が北朝鮮のミサイル発射計画を阻止するため、ニューヨークチャンネルを積極的に稼動しているとの見方もあり、注目される。
「ニューヨークチャンネル」は米国のクリフォード・ハート6カ国協議担当特使と北朝鮮の韓成烈(ハン・ソンヨル)国連代表部次席大使を中心に稼動されている非公式外交ルートで、最近の米朝間交渉で重要な役割を果たしてきた。
これと関連し、米国務省のヌーランド報道官は定例会見で、先週末にドイツ・ベルリンで開かれたとされる米朝非公式会合と関連し、「トラック2(民間レベル協議)会合で、政府間の接触はなかった」と説明した。また、これまで米朝間で「トラック2」の接触はあったかもしれないが、政府間の公式対話はなかったと付け加えた。
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