金首相と米エネルギー省のスティーブン・チュー長官、ベルギーのジョエル・ミルケ副首相、仏原子力・代替エネルギー庁のベルナール・ビゴ長官による発表は、「核物質の削減」を目指すソウル核安全保障サミットのテーマに即した成果として評価される。
発表によると、民生用の高濃縮核燃料の使用を最小化するため、高密度低濃縮ウラン粉末を生産する事業が進行中という。民生用の高濃縮ウランは研究炉で最も多く使用されている。
金首相によると、韓国は韓国原子力研究院で開発した遠心噴霧技術を使い、米国が年末までに提供を約束した低濃縮ウランからウラン・モリブデン(U-Mo)合金粉末100キログラムを製造する。フランスでU-Mo粉末から高密度U-Mo核燃料を製造し、フランスとベルギーの検証を経て高性能研究炉に装てんする。性能が検証されれば他国と情報を共有し必要な技術を提供する計画だ。
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