【ソウル聯合ニュース】李明博(イ・ミョンバク)大統領は22日、就任4周年(2月25日)を前に青瓦台(大統領府)で行った特別記者会見で、「平和・安定に向けて南北対話が行われるべきで、隣国とも対話をしなければならない」と強調した。
 また、昨年から今年年始にかけて日本、米国、中国、ロシアの首脳らと、朝鮮半島の平和をはじめ、北朝鮮情勢変化と関連し、活発な意見交換を行ったと説明し、今後も対話を続ける姿勢を示した。
 一方で、韓国の選挙シーズンを迎え、北朝鮮がさまざまな戦略で韓国社会の対立をあおっていると指摘。これは南北関係の改善に役立たず、得られるものもないとした。北朝鮮が誠実な姿勢で対話に応じれば、韓国は開かれた心で対話し、協力することは協力すると強調した。
 一方、中国の北朝鮮脱出住民(脱北者)強制送還問題と関連しては、「脱北者は犯罪者ではないため、国際規範に基づいて処理するのが正しい」と述べた。

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