【ラスベガス聯合ニュース】LG電子は9日(日本時間10日)、世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」の開幕を翌日に控え、米ラスベガスでプレスカンファレンスを開き、戦略製品と中核技術を紹介した。
 最高技術責任者(CTO)の安承権(アン・スングォン)社長は「今年のテレビのトレンドは3D(立体)の大型化。55~84インチの大型3Dテレビのフルラインアップを披露する計画だ」と述べた。
 フルハイビジョン(HD)の4倍の解像度がある84インチUDTVについては「製品が発売されれば、目が楽で眼鏡が軽いシネマ3Dテレビの中でも画面が最も大きい製品となる」と説明した。
 画質、デザインともに優れた世界最大の55インチ3D有機発光ダイオード(OLED)テレビも紹介した。同製品はLG電子のシネマ3D技術を適用し、シャッター眼鏡方式のOLEDテレビとは差別化を図った。韓国で先に発売後、海外の主要国でも販売する計画だという。
 このほか、同社が独自開発したスマートテレビ用プラットホーム「ネットキャスト」やグーグルのプラットフォームを採用したスマートテレビ、急速冷蔵機能を搭載したスマート冷蔵庫も紹介した。

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