【ソウル聯合ニュース】与党ハンナラ党の李柱栄(イ・ジュヨン)国会議員は27日、国会で開かれた党院内対策会議で、「弔問ため訪朝した方々は帰りに延坪島砲撃事件や海軍哨戒艦沈没事件で亡くなった将兵らにも弔問するのが、韓国に対する国民的道理」と指摘した。
 李議員は、韓国内の対立ムードを醸成しようとする勢力があると指摘。弔問問題で国内の対立が深まれば、国益に反することになると強調した。
 金正日(キム・ジョンイル)総書記の死去を受け、韓国では一部市民団体などが弔意を表そうとして警察と衝突する一方、保守団体はこれらの動きを強く批判するなど、弔問をめぐる意見の対立が続いている。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0