オリックス退団の朴賛浩投手　韓国ハンファと契約

【ソウル20日聯合ニュース】プロ野球オリックス・バファローズを退団した朴賛浩（パク・チャンホ）投手が20日、ハンファ・イーグルスと契約を結んだ。単年契約で年俸は2400万ウォン（160万円）。球団から総額6億ウォンの条件を提示されたが、提示額から年俸を差し引いた全額をアマチュア野球の振興などに使うことで合意しているという。
　2400万ウォンは韓国のプロ野球選手として登録するための最低年俸。この年俸も少年野球のために使う方針で、実質無給での韓国球界入りとなる。
　朴投手は韓国の大学を中退し、渡米。大リーグでアジア出身投手では最多の124勝を挙げた。ソウル市内のホテルで行われた入団会見では、「いつか韓国でプレーしたいと思っていた。願いが叶った」と述べた。また「球団と共に韓国野球や少年野球の発展にも寄与したい」と抱負を語った。