天馬は1999年から量産され、空軍の防空砲部隊と陸軍砲兵部隊に配備された。今年に入り、陸軍の首都圏と前線部隊への配備を進めてきた。約100基が量産された天馬は来年から生産が停止する。
防衛事業庁は「機動部隊と首都圏の主要軍事基地が迅速かつ適切な防空戦力を確保したことに意味がある」と説明する。
天馬は国防科学研究所(ADD)が1997年に開発した初の誘導武器で、約1万2000種の部品と約420種の回路カードで構成されている。実戦配置期間に行われた対空射撃(5回23発)では100%の命中率を記録した。
装甲車に搭載される天馬には8基のミサイルが装着される。最大探知距離は20キロメートル、射程距離は9キロメートル、ミサイル速度はマッハ2.6となっている。
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