【仁川聯合ニュース】9日午前0時半ごろ、コレール(韓国鉄道公社)空港鉄道の仁川方面行き最終列車が、桂陽駅から1.3キロメートル離れた線路上で凍結防止作業中の6人と衝突し、5人が死亡した。1人は足を負傷し病院へ搬送された。
 事故現場から10~20メートル離れた場所で作業中だった2人は被害を免れた。
 作業開始の承認時間は最終列車が終着駅の黔岩駅に到着した後の午前0時50分だったが、作業員らはその25分前の0時25分に線路に入ったとみられる。作業員の1人は警察の調べに対し、「作業を早く進めようと道具を持って先に線路に入った」と述べている。
 警察は事故にあった作業員や空港鉄道の関係者を呼び事故の経緯を調査し、空港鉄道の安全管理責任などを追及する方針。

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