当初、9日に技術委員会を開き決める予定だったが、マスコミに流れてしまったという。技術委は代表地チーム監督の人事権を持つ。今回の解任をめぐってはまだ同委員会は開かれていないが、副会長らが趙監督に対し、否定的な見解を示したとされる。
突然解任の通告を受けた趙監督はこの日午前に聯合ニュースとの電話インタビューで、「技術委を通じた正式決定もなく、技術委員長が協会役員の意見に従い、一方的に解任を通告したのは問題がある」と戸惑った様子で話した。
サッカー協会の技術委員長は7日にソウル市内のホテルで趙監督と会い、解任を通告した。趙監督は「私の運営方式が正しくなければ、技術委で討論すればいい。そこで判断されれば、素直に受け入れられる。しかし、こんなやり方はない」と不満をぶちまける。
また、韓国サッカーのためにも必ず正当な手続きを経て代表監督の離就任が行われるべきだと指摘した。
趙監督は2010年7月に監督に就任。アジア・カップで3位に入るなど一定の評価を得ていたが、11月のワールドカップ(W杯)ブラジル大会アジア3次予選で格下のレバノンに1-2で敗れ、進退問題が浮上していた。
一方、大韓サッカー協会は8日午前に趙監督の解任問題と関連した記者会見を行う。
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