アンラボ　スマホのセキュリティーで日本進出

【ソウル聯合ニュース】統合セキュリティーソリューション企業のアンラボ（安哲秀研究所）が日本のスマートフォン（多機能携帯電話）セキュリティー市場に本格進出する。東京・秋葉原で16日、日本のIT企業や業界関係者らを対象に記者懇願会を開き明らかにした。
　懇談会ではスマートフォンの統合セキュリティー製品「V3モバイル2．0」をはじめ、「アンラボV3モバイルエンタープライズ」、「アンラボV3モバイルプラス」、「アンラボモバイルスマートディフェンス」など個人用や企業用の製品が紹介された。
　「V3モバイル2．0」は来月初めに発売される。統合モバイルセキュリティー戦略サービスも来年下半期（7～12月）までに段階的に展開する予定。
　アンラボは今後、日本の多様な企業と戦略的パートナーシップを結び、セキュリティー専門の人材も日本で採用する計画だ。また、日本を足掛かりにアジア市場をはじめ、欧米などのソフトウエア市場も開拓していく方針。
　アンラボは、次期大統領選候補として名前が取りざたされている元IT起業家の安哲秀（アン・チョルス）ソウル大学融合科学技術大学院長が創業した。