同部は実験で問題が確認された雑菌剤6種について、1か月以内に回収するよう、各メーカーに命じた。
実験用マウスを対象に3種類の殺菌剤吸入実験を行った結果、2種類の殺菌剤を吸入したマウスから肺疾患で死亡した患者と同様の症状が出た。
この結果を受け、同部は年内に加湿器雑菌剤全種類を医薬部外品に指定し、管理する方針だ。また、関連機関が参加する政府の合同タスクフォースを設置。殺菌剤以外の生活化学家庭用品に対しても安全性を検証するシステムを稼働することにした。疾病管理本部の全柄律(チョン・ビョンユル)本部長は回収対象以外の加湿器殺菌剤の使用も中断するよう勧告した。
これに対し、加湿器殺菌剤被害者でつくる団体は声明を発表。被害者家族への謝罪や補償対策、再発防止策を求めた。
疾病管理本部は今年に入り、原因不詳の肺疾患を患う患者34人を確認した。このうち9人が死亡している。男性5人、女性29人で、妊産婦は13人。小児が4人で大人は30人だった。
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