宣銅烈氏=(聯合ニュース)
宣銅烈氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国プロ野球界の“至宝”と呼ばれ、日本の中日ドラゴンズでも抑え投手として活躍した宣銅烈(ソン・ドンヨル)氏(48)が、韓国プロ野球の起亜タイガースの監督に就任する。
 起亜は18日、今季限りで退任するチョ凡鉉(チョ・ボンヒョン)監督の後任に宣銅烈氏を起用すると発表した。契約期間や年俸については協議を経て近く発表する。
 宣氏は1985年に起亜の前身のヘテに入団。11年間で通算146勝(40敗)132セーブを挙げ、シーズンMVPにも3度輝いた。中日には1996年から4年間在籍し、10勝(4敗)98セーブを挙げた。
 99年の引退後は母国で指導者の道を歩み、2005年にサムスンライオンズの監督を務めた。監督就任から2年連続で韓国シリーズを制すなど手腕を発揮したが、2010年オフに突如解任された。
 宣氏は監督就任について「若いころすべてを捧げた球団の指揮を執れることは光栄。最善を尽くし、起亜を最強のチームにしたい」と抱負を語った。

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