【ソウル聯合ニュース】ロシアで15年前に起きた韓国大使館の領事殺害事件について、韓国政府がこのほど、再捜査と公訴時効の延長を求めた。
 外交通商部当局者は27日、「来月に同事件の公訴時効を迎える。7月に現地大使館を通じ、ロシア捜査当局に同事件への関心を促し、公訴時効の延長を求めた」と明らかにした。
 殺害された領事は、在ウラジオストク韓国総領事館に派遣された国家情報院関係者で、1996年10月1日夜、帰宅途中にアパートの階段で何者かに殺害された。
 極東地域の北朝鮮主要人物と労働者、関連機関に対する情報を収集する任務を担当していたが、国家情報院は北朝鮮が対北朝鮮情報活動を縮小させる意図で、同領事を殺害したと推定している。

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