【ベルリン聯合ニュース】サムスン電子のタブレット端末「Galaxy Tab(ギャラクシータブ)10.1」のドイツでの販売・マーケティング禁止処分が確定した。
 ドイツのデュッセルドルフ地裁は9日、「ギャラクシータブ 10.1」の販売・マーケティング禁止仮処分決定に対するサムスン電子の異議申し立てを棄却すると発表した。
 同裁判所が先月末に米アップルの仮処分申請を受け入れたため、ドイツでの同製品の販売とマーケティングはすでに中断された状態だ。
 アップルは同製品が自社のタブレッド端末「iPad(アイパッド)2」のデザインを盗用したと主張している。同裁判所がこの主張を認め、同製品の欧州での販売・マーケティング禁止を決定したが、のちに効力の範囲をドイツ内に制限した。
 一方、サムスン電子は控訴する意向を明らかにした。同社関係者は「同一のデザインの特許侵害についてはオランダの裁判所は認めなかった。控訴を含めたすべての法的措置を取る一方、顧客に製品を持続的に供給できるよう努力する」と述べた。

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