RAIN=(聯合ニュース)
RAIN=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】俳優兼歌手のRAIN(ピ)が横領容疑めぐる事件と関連し、再捜査を受けることになった。
 ソウル高等検察庁は4日、昨年に横領容疑で提訴されたが、嫌疑なしの処分を受けたRAINの事件の対し、ソウル中央地検に「再起捜査」を命じたと明らかにした。
 「再起捜査」とは、初めて事件を担当した検察庁の上級機関(高等検察庁)が、追加捜査の必要があると判断し、元の検察庁に再捜査を命じるもの。ただ、元の検察庁が再び不起訴処分にすることができ、必ず起訴しなければならない「公訴提起の命令」と区分される。
 RAINは昨年、自らが筆頭株主を務めるファッション会社の公金をモデル料名目で横領した容疑などで告訴されたが、ソウル中央地検は資金の流れを追跡した結果、問題がないと判断し、嫌疑不十分で不起訴処分とした。
 だが、ソウル高等検察庁はファッション会社が事業を開始する前、RAINに資本金50%に相当する22億5500万ウォン(約1億6000万円)を一括で支払ったほか、RAINと関連した会社や人物に貸出名目で資本金を使用するなど不明朗な金銭の動きがあったと判断。事業開始1年で閉業状態に達したことなども考慮すると、詐欺の故意があるとした。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0