【ソウル聯合ニュース】「DNA身元確認情報の利用及び保護に関する法律」(DNA法)の施行から約1年、ソウル地方警察庁は17日、506件の未解決事件を解決したと発表した。
 昨年7月26日に施行されたDNA法は拘束された被疑者の遺伝子情報を採取、保管できるようにした。犯罪現場でDNAを採取しても身元が特定できず、検挙できなかった犯人の逮捕に役立っている。
 警察は強盗・強姦事件で採取したDNAを分析し、39件に上る強姦・窃盗事件を起こした被疑者(39)を確保するなど、1年間で殺人4件、強盗53件、性的暴行150件、窃盗279件などの未解決事件を解決した。
 警察は今後もDNA捜査を通じ、未解決事件の解決に努めるとしている。捜査については、法律で定められている手続きを厳守し、人権侵害が生じないよう最善を尽くす方針だ。

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