【ソウル聯合ニュース】「検察の新たな役割と試み」をテーマに2日間ソウルで開かれた第4回世界検事総長会議が、1日に閉幕した。
 世界90カ国・地域の検事総長を含む107カ国・地域の検察代表と、国連など主要国際機関の高位関係者400人余りが出席した同会議は、犯罪収益のはく奪に向けた共助、新種犯罪への効果的対処、共助捜査の新パラダイムなどさまざまな主題で意見交換を行った。
 キム・ジュンギュ検察総長は大会議長として最後のセッションを主宰し、2日間の論議の結果と各国検察の犯罪撲滅の意思と共助を誓う内容の「ソウル宣言」を採択した。
 宣言文は▼犯罪収益のはく奪に向けた国際的相互協力案の模索▼人身売買被害者、承認、司法協力者に対する保護、支援案の推進▼サイバー犯罪、新種の詐欺などあらたなタイプの犯罪に対する協力対応――などが盛り込まれた。
 金総長は会議期間中、日本、トルコなど10カ国余りと2国間対話を行い、相互共助と情報交流案などについて協議した。

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