【ソウル聯合ニュース】第16回国際検察官協会(IAP)の年次総会が27日、ソウル市内のホテルで始まった。29日まで検察の責務、役割の拡大などについて協議する。
 「公益を代表する検察」をテーマにした今回の総会には、世界約100カ国から500人余りの検事が出席。また総会に続いて行われる世界検事総長会議には各国の検事総長クラス約100人が出席する。
 キム・ジュンギュ検事総長は、2004年に続き2度目となるソウル開催に「光栄なこと」と述べた上で、「検事の役割は社会秩序の維持と、国家紀綱を確立して人権を保護すること。今回の会議で深い議論をしたい」とあいさつした。
 年次総会に続き、30日と7月1日には第4回の国連世界検事総長会議が開かれる。同会議が1国で開かれるのは今回が初めて。
 IAPは1990年代に入ってから国際犯罪に対する効率的な対処と各国検察の協力を呼び掛け、1996年に49カ国・地域の検事134人が参加した検察総会を初めて開催した。

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