【ソウル聯合ニュース】朝鮮戦争開戦日の25日、北朝鮮では「6・25米帝反対闘争の日」平壌市群衆大会が平壌体育館で開催された。朝鮮中央放送と平壌放送が26日に報じた。
 2009年と昨年は金日成広場で大規模大会が開かれ、それぞれ10万人と12万人が参加した。屋内での開催は2008年以来、3年ぶりとなる。
 平壌体育館の収容人数は2万人余り。同行事の縮小は、テコンドー師範団の米国訪問や米国政府による対北朝鮮食料支援検討など、米朝関係が好転しつつある流れを反映したものとみられる。
 平壌市人民委員会のヤン・マンギル委員長は演説で、米国は北朝鮮に対する侵略戦争を起こし、民族に分裂と苦痛の戦争の惨禍を与え、韓国を強制占領したと批判。侵略者の米国とその手先となっている韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領による反共和国対決と戦争策動を、決して手をこまぬいて見てはいないと主張した。
 大会には、金基南(キム・ギナム)、崔泰福(チェ・テボク)、文京徳(ムン・ギョンドク)朝鮮労働党書記、楊亨燮(ヤン・ヒョンソプ)最高人民会議常任副委員長、姜能洙(カン・ヌンス)内閣副首相、金英大(キム・ヨンデ)朝鮮社会民主党中央委員会委員長らが出席した。

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