空軍によると、T103練習機は近くの空軍士官学校向かいの飛行大隊を離陸し、飛行訓練を実施していた。滑走路に接近中に墜落したという。空軍は事故調査委員会を構成して事故原因を調べている。
T103は空軍操縦士らが飛行入門課程で搭乗する練習機で、最大出力210馬力、最大速度340キロメートル。1機当たりの価格は15万6000ドル(約1200万円)で、2004年にロシアから23機が導入された。最大滞空時間は4時間、最大搭乗人員は4人となっている。
空軍関係者は「操縦ミスで危険な状況が発生しても回復能力が高いため、初飛行をする操縦士に適した機種」と説明した。
事故を目撃した住民によると、飛行機は普段より低い高度で山を超えて飛行。前輪が電線に引っかかり、1回転して墜落したという。
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