【ソウル30日聯合ニュース】台湾の市場調査会社、DRAMeXchangeが30日までに公表した調査結果によると、1~3月期のDRAM市場規模は前期比3.7%減の83億100万ドル(約6724億円)で、2四半期連続の減少となった。
 世界シェア首位は39.8%を占めた韓国のサムスン電子。次いでハイニックス半導体(22.9%)、日本のエルピーダメモリ(13.5%)、米マイクロン(11.4%)の順だった。
 韓国勢2社のシェアは計62.7%となった。サムスン電子の世界シェアは前四半期の40.9%からやや低下したが、ハイニックスのシェアは同22.0%から上昇した。韓国勢のシェアは昨年7~9月期60.2%、10~12月期62.9%と、3期連続で60%を上回った。
 海外メーカーのシェアはエルピーダメモリが前年同期比4.0%減、マイクロンが同2.7%減となった。
 NANDフラッシュメモリ市場でも韓国勢の好調が続いている。
 DRAMeXchangeによると、NANDフラッシュの1~3月期の世界販売台数は16ギガビットに換算して前年同期比58.5%増の17億2000万個となった。サムスン電子の販売台数は6億5700万個で38.0%、ハイニックスは1億7900万個で10.4%を占めた。

Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0