【ソウル29日聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は29日、金正日(キム・ジョンイル)総書記が三男で後継者の正恩(ジョンウン)氏(朝鮮労働党中央軍事委員会副委員長)とともに、先の訪中の成果を祝賀する朝鮮人民内務軍協奏団の公演を観覧したと報じた。
 金総書記は2000年以降7回訪中しているが、その後に記念公演が行われたと報道されたのは初めて。
 同通信は、訪中の具体的な成果は伝えなかったものの、一定の成果があったことを国内外にアピールする狙いがあったとみられる。
 公演には李英浩(リ・ヨンホ)朝鮮人民軍総参謀長、金永春(キム・ヨンチュン)人民武力部長、金基南(キム・ギナム)朝鮮労働党書記、崔泰福(チェ・テボク)党秘書、洪石亨(ホン・ソクヒョン)党秘書、金総書記の実妹の金敬姫(キム・ギョンヒ)党軽工業部長、金敬姫氏の夫の張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長、姜錫柱(カン・ソクチュ)副首相、金正覚(キム・ジョンガク)軍総政治局第1副局長らが同行した。
 また同通信は28日、金総書記が金正恩氏とともに慈江道にある熙川発電所の建設現場を視察したと報道し、金総書記が帰国後も活発な活動を続けていることを伝えた。

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