TABLO 自殺問題で揺れるエリート大学にて講義

韓国歌手のTABLO（タブロ、本名:イ・ソンウン）がKAIST（カイスト）の学生を対象に講義することがわかった。

イム・ジョンヒ の最新ニュースまとめ

　18日、「明るい少年」（理事長:イム・ジョンヒ）によるとTABLOは、19日午後6時30分より大田市（テジョンシ）にある韓国科学技術院（カイスト）大講堂にて開かれる「カイスト学生たちの健康な学校生活支援プロジェクト:幸せなトークショー」へ精神科医師のイ・シヒョン博士、崇実大オ・ジェウン教授らとともに参加するという。

　「明るい少年」はホームページを通じて「カイスト学生らの相次ぐ自殺原因が、登録金制度や英語授業などの圧迫であることが指摘される中、さらに根本的な問題は教育と性格、社会適応力である自活力にある、ということを再認識するため、このようなイベントを実施する」と主旨を明かしている。

　また「3人の演説者が、自らの経験を通して得た肯定的な思考や考え、挑戦、そして自身の価値を学生らへ伝え、幸せな学校生活と人生を送れるようにするのが目的だ」と説明した。

　この講義でTABLOは、昨年学歴詐称の疑惑がもちあがって以降、韓国国内では初めて公の場に姿を現すことになる。なお、これを前に今月10日、母校である米スタンフォード大学にて「Asian Images」をテーマに講義を行った。