大韓結核および呼吸器学会学術委員会によると、2003年1月から2007年12月の間に全国の病院で原因不明の「特発性間質性肺炎」の診断を受けた患者2186人を対象に疫学調査を行った結果、このうち472人(21.5%)が死亡したと集計された。
同疾患は11~94歳までの幅広い年齢層で発病しており、患者の平均年齢は65歳だった。性別では男性が女性より2倍ほど多く、疾患別の死亡率は急性間質性肺炎が41.7%で最も高かった。患者からは疾患に関係なく、運動時の呼吸混乱(67%)、咳(せき、61%)、痰(たん、32%)の症状が見られた。
今回の調査に参加した嘉泉医大の鄭聖煥(チョン・ソンファン)教授は、「すでに韓国で確認された疾患なので、漠然とした不安を感じるより、疾患の推移や原因などに対する研究を急ぐことが望ましい」と話した。
Copyright 2011(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0