事件を捜査している同警察庁は14日に主犯の43歳の男と共犯者2人を検挙した。主犯の男は警察の取り調べに対し、2010年7月に刑務所から出所した後、3億3000万ウォン(約2450万円)を借りて先物取引に投資したが失敗、厳しい取り立てに苦しみ、「公共施設で爆発事件が起きれば株価が落ち、大きな利益を得られると期待した」と供述しているという。
男はインターネットで製造方法を調べ、爆弾を作った。共犯2人にはタイマーやバッテリーなど爆弾の材料を購入させ、ソウル駅と江南高速バスターミナルのコインロッカーに爆弾を設置させた。
警察は「不特定多数や特定の政治的目的を狙ったテロではなく、個人の経済的な目的のために犯した犯罪」との見方を示している。追加調査を行い、さらに詳しい犯行の動機を調べる計画だ。
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