市場調査機関のディスプレーサーチが11日に公表した大面積TFT液晶ディスプレー出荷量に関する報告書によると、9インチを超える製品は年初から3月までに世界で1億6384万枚が販売された。前年同期(1億5620万枚)を上回ったが、直前期(1億7645万枚)に比べるとやや減少した。大面積TFT液晶ディスプレーは、携帯電話やスマートフォン(高機能携帯電話)を除く9.1インチ以上のモニター、ノートパソコン、テレビ、タブレット端末などに用いられる製品を指す。
1~3月期の世界販売数のうち、LGディスプレー(4379万8000枚)が26.7%、サムスン電子(3772万9000枚)が23.0%を占めている。世界で販売される製品のほぼ半数が、韓国製ということになる。
韓国製品のシェアは、昨年1~3月期の47.2%から、4~6月期は46.4%にやや落ち、7~9月期が49.8%、10~12月期が51.8%と伸びた。ことしはやや下がった。
ことし1~3月期に液晶パネル製品を出荷したメーカーは全17社。台湾メーカーの友達光電(AUO)、奇美電子が3、4位につけた。
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