訪朝の米教授「北朝鮮は哨戒艦沈没事件で謝罪しない」

【アトランタ5日聯合ニュース】米国の北朝鮮専門家として知られるジョージア大の朴漢植（バク・ハンシク）教授は5日、北朝鮮が韓国海軍哨戒艦「天安」沈没など韓国向け挑発行為に対し謝罪する可能性について、「絶対、（北朝鮮は）受容しない」と発言した。　
　李明博（イ・ミョンバク）大統領が1日の記者会見で、南北対話の前提条件として北朝鮮に哨戒艦「天安」沈没事件と延坪島砲撃などについて、あらためて謝罪を要求したことを受けての発言。朴教授は先月29日から5日まで北朝鮮を訪問し、北京で聯合ニュースとの電話インタービューでこのように述べた。
　朴教授は「北朝鮮は哨戒艦攻撃に関連し、自分たちが犯した行動ではないので謝罪できないとの立場を明らかにした」と話した。
　李大統領は記者会見で北朝鮮が哨戒艦沈没事件と延坪島砲撃について答えてくれれば南北会談に積極的に応じるし、またそうしてこそ6カ国協議の再開も可能だと述べた。