【ソウル25日聯合ニュース】来韓中のモンゴルのバトボルド首相は25日、聯合ニュースのインタビューに応じ、「朝鮮半島の安定と平和は非常に重要な問題」と強調。昨年の北朝鮮の魚雷攻撃による海軍哨戒艦「天安」沈没事件に対しても、モンゴル政府は強く糾弾する立場だと明らかにした。
 北朝鮮は1999年当時、金大中(キム・デジュン)大統領のモンゴル公式訪問を機に外交関係を断絶したが、2002年に友好協力条約締結でモンゴルとの外交関係を修復したとされる。
 バトボルド首相は、「関連国が朝鮮半島問題を対話で解決し、お互いの立場を調整してほしい。モンゴルもできる役割があれば、最善を尽くす」と強調した。
 また、世界最大規模の同国タバントルゴイ鉱山の開発に韓・日・露企業連合が優先交渉者に選定されたことにも触れ、韓国企業のモンゴル投資を積極的に支持すると話した。
 モンゴルは国土が広く、資源開発や軽工業、農業発展の潜在力が大きい一方、韓国企業は技術や人材、経営ノウハウ、財政的基盤などが整っており、相互補完協力が可能だと評価した。

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