評価委員会は 平昌に先立ってアヌシー(フランス)の現地調査を3候補地のうち最初に実施。視察後の現地調査後の会見でも、アヌシーを同じように評価している。
平昌は3大会連続で冬季五輪の招致を行っている。2010年はカナダ・バンクーバーに、2014年はロシア・ソチに、最終のIOC総会で敗れている。「3度目の正直」を目指す今回は「競技場施設が歴代冬季五輪で最もコンパクト」などという点をアピール。選手に配慮した競技中心の五輪にすることを強く訴えて来た。
評価委は13日に候補3都市で最初となるアヌシー(フランス)の現地調査を終えて14日に韓国入り。韓国の五輪招致委員会などからのプレゼンテーションを受けたほか、競技場建設予定地や各種施設を視察した。3月1日からはミュンヘン(ドイツ)を現地調査し、3候補地の評価報告書を作成する。2018年冬季五輪の開催都市は7月6日のIOC総会(南アフリカ・ダーバン )で決定する。
◆IOC評価委員会
IOC委員のほか財政や警備の専門家らで構成。五輪立候補都市を現地視察し、開催地にふさわしいかどうかを調べる。各候補都市についての評価報告書は5月10日に公表される。かつてIOCでは委員が個別に候補都市を視察していたが、買収工作を防止するために委員の直接訪問を禁止。このため評価委員の報告書が開催地決定に大きな意味を持つ。
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