【バルセロナ15日聯合ニュース】スペイン・バルセロナで開催中の移動通信業界の国際見本市「2011モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」に出展しているサムスン電子は15日(現地時間)、独自開発したモバイル基本ソフト(OS)の最新バージョン「Bada2.0」を公開した。
 「Bada2.0」は、複数の作業を同時に行えるマルチタスキングを実現したほか、近距離無線通信技術NFC(Near Field Communication)、音声認識、通信大手24社が参加している「ホールセール・アプリケーションズ・コミュニティー(WAC)」仕様のサポートなど、さまざまな機能を追加した。
 また、ユーザーインターフェースなどを改善し、そのサポートにも万全を期したと、サムスン電子は説明している。
 無線事業本部長の申宗均(シン・ジョンギュン)社長は、「Bada搭載端末を拡大し、モバイル・プラットフォームの一つの軸に成長させる計画」だと話した。

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