朴主永は歴代最年少の代表主将をとなる。これまでは最年長の選手が主将を務めるのが事実上の慣例だった。
朴主永は主将の適任者に取り上げられてきた。経験や実力はもちろん、後輩をまとめられるリーダーシップも備え、ブラジルで開かれる2014年ワールドカップ(W杯)まで見据えた場合、朴主永の若い年齢も問題にならないためだ。
趙監督も新主将について、「必ずしも年齢が高い必要はない。人となりと実力を兼備した選手でなければならない」と話した。
9日に開催されるトルコとの親善試合に向け、主将として初めて練習に臨んだ朴主永は「最初は断った」と内幕を明かした。代表の主将など考えたこともなかったが、「監督が一つの目標に向け、長期的な観点で決定したのだろう。しっかりできると励ましてくれたため、引き受けることにした」と話した。
朴主永が言及した目標とは2014年W杯。練習後に選手らに伝えた言葉も「主将となり、光栄に思う。同じ目標に向けていくことができ、感謝する。目標のブラジルW杯まで、みんながチームに役立てるようにしよう」だったという。
朴主永は「どうすれば主将の役目をきちんと務められるのか、まだ分からない」と謙遜しながらも、「選手を代表する選手として、チームメートがグラウンドでもっと良いプレーができるよう、サポートしたい」と意欲を見せた。
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