韓国の無形文化遺産は、「宗廟先祖のための儀礼および祭礼音楽」(2001年)、伝統民俗芸能の「パンソリ」(2003年)、「江陵端午祭」(2005年)、歌、舞踊、音楽が三位一体となった総合芸術「カンガンスルレ」、朝鮮時代後期に男性芸人が行った興行「男寺党ノリ」、四十九日法要の一種「霊山斎」、村の守護神に捧げる儀式「済州チルモリ堂燃燈グッ」、宮廷仮面舞踊「処容舞」(以上2009年)と合わせ、計11件に増えた。
「歌曲」はパンソリや民謡、俗歌とは異なる「正歌」で、声楽曲だ。朝鮮半島固有の定型詩・時調詩を管弦楽の伴奏に合わせて歌う伝統音楽で、朝鮮時代に花開いた。
「大木匠」は材木を扱う伝統建築物の大工のうち、設計や施工、監理などに責任を負った人を指す。韓国初の技能分野の登録とあり、その技術や建築物への関心が高まるものと、文化財庁は期待している。
タカを用いた狩猟方法の「タカ狩り」は、韓国では主に寒露(10月8日ごろ)と冬至の間に行われた。これは韓国をはじめとする11カ国が賛同し、アラブ首長国連邦(UAE)が代表して登録を申請した。
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