2002年韓日ワールドカップの誘致に成功し、笑顔を見せる鄭夢準氏(右)(資料写真)=(聯合ニュース)
2002年韓日ワールドカップの誘致に成功し、笑顔を見せる鄭夢準氏(右)(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル16日聯合ニュース】国際サッカー連盟(FIFA)副会長として2022年サッカー・ワールドカップ(W杯)韓国単独招致に向けた活動を展開している与党ハンナラ党の鄭夢準(チョン・モンジュン)最高委員が、「現時点で招致の可能性は相当に高い」との見方を示した。
 2022年W杯開催地決定を15日後に控え、聯合ニュースのインタビューで述べたもの。当初は韓国内の無関心と悲観的な雰囲気が障害となっていたが、今では多くの人が「韓国はかなりの有力候補」と評価していると紹介した。
 鄭最高委員は、FIFAは商業的利益を超え「世界平和への寄与」という理想を追求していると説明。2022年までには南北関係に実質的な変化があると予想され、2022年W杯が韓国で開催されれば、朝鮮半島と北東アジア平和に大いに寄与するだろうと強調した。
 また、東西ドイツ統一当時は旧ソ連のゴルバチョフ書記長、米国のレーガン大統領などの助けがあったが、今はそうした世界的政治リーダーがいないだけに、肯定的な南北統一には世界のサッカーファンの力が切実に求められると訴えた。
 2022年W杯開催地は、来月2日にスイス・チューリヒのFIFA理事会で、投票により決定する。前日の1日には招致に立候補している各候補地による投票前最後のプレゼンテーションが行われる。
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