【ソウル18日聯合ニュース】韓国で働く外国人労働者への賃金未払い額が、ここ3年間で約4倍に増加したことがわかった。
 雇用労働部が18日までに国会環境労働委員会の所属議員に提出した資料によると、外国人労働者への賃金未払い額は、2007年の62億8000万ウォン(約4億5730万円)から2008年は170億3700万ウォン、2009年は236億8500万ウォンに増加した。
 賃金を受け取れずにいる外国人労働者数も、2007年の2249人から2008年は6849人、2009年は9452人に増えた。賃金未払いの事業場は2007年が1097か所、2008年が3269か所、2009年が4061か所と増加している。
 賃金未払いの増加は、雇用側の大半が従業員50人未満の零細事業者で、景気に大きく影響される上、一部の事業主が不法滞在する外国人の境遇を逆手に取り、賃金を支給しないためと分析される。

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