【ソウル12日聯合ニュース】政府が支援している繊維・IT(情報技術)融合技術などが、12~15日に京畿道・高陽の韓国国際展示場(KINTEX)で開かれる「2010韓国電子産業大展」で大挙披露される。
 知識経済部が12日に明らかにしたところによると、今回公開されるのは3D(三次元)仮想空間でのファッションショー技術、アバター(仮想空間でのユーザーの分身)に服を着せる技術、デジタル売り場のマジックミラーとモバイルを利用したファッションショッピング技術など。
 3D仮想ファッションショー技術は、3Dデジタル衣装デザイン・制作技術を利用し、立体映像でファッションショーをするもので、ソウル大学の高亨錫(コ・ヒョンソク)教授チームが独自に開発した。
 3Dアバター技術は、三次元スキャナーを用い消費者がその場で自分に似たアバターを作り、服を試着させるもので、建国大学のパク・チャンギュ教授チームが流通大手の新世界、リーバイスと共同で開発した。
 デジタル売り場のマジックミラー技術は、タッチスクリーンで消費者が服を選び、自分のアバターや3次元で具現されたモデルに試着させるもので、これもパク教授チームの作品だ。
 パク教授チームのもうひとつの技術、モバイルファッションショッピング技術は、消費者が雑誌やファッション誌などのバーコードを携帯電話のカメラで読み取り、携帯電話に保存した自分のアバタに試着させるというもの。
 知識経済部は、日本のNECをはじめ、米国、カナダ、英国、ドイツ、オランダなどの企業が韓国技術に関心を示していると紹介した。
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