サムスン電子は5日、都内のホテルでNTTドコモと共同記者会見を開き、「ギャラクシーS」を今月末、「ギャラクシー・タブ」を11月末に、日本で発売すると発表した。両社が共同でローンチイベントを開催し製品をリリースするのは、これが初めて。
NTTドコモ側は、製品にサムスンのロゴを入れることで、世界の携帯電話市場のリーディングカンパニーとしてのサムスン電子のブランドイメージと、ギャラクシー製品の認知度を日本での販売に積極的に活用する考えだ。
日本発売の「ギャラクシーS」は、米グーグルの最新版モバイルOS(基本ソフト)「アンドロイド2.2」を採用。4インチ・スーパーAMOLED(アクティブマトリックス式有機EL)ディスプレー、1ギガヘルツCPU(プロセッサー)、500万画素のカメラを搭載している。「ギャラクシー・タブ」も「アンドロイド2.2」、7インチディスプレー、1ギガヘルツCPUに、300万画素背面カメラと130万画素前面カメラを備える。いずれも「アンドロイド・マーケット」「ドコモマーケット」の利用が可能だ。
サムスン電子無線事業部長の申宗均(シン・ジョンギュン)社長は「ギャラクシー2製品で、日本のユーザーに新たなモバイル経験を提供したい」と抱負を示した。
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