姜正元(カン・ジョンウォン)国民(ククミン)銀行長は3日、「外換(ウェファン)銀行を引き受けた後、アジア新興市場を重点的に攻略するグローバルバンクを目指す」と明らかにした。

姜銀行長はこの日開いた4月の月例朝会で「製造業だけでなくサービス業および金融産業も海外に出て、付加価値を創出しなければならない」とし、「特に、資金需要が多く収益性が高いアジア新興市場が進出対象になる」と語った。 国民-外換銀合併シナジーを海外市場攻略に積極的に活用するという意思の表れだ。

国内最大銀行の国民銀が資産73兆ウォン規模の外換銀を吸収した場合、総資産規模は270兆ウォン(約30兆円)に増え、世界60位規模の‘スーパー銀行’になる。 特に、外換銀の外国為替業務と企業金融分野の力量を合わせれば、国民銀はバランスがとれた業務が可能になるという立場だ。

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