同席者らが伝えたところによると、李大統領は同事業の成功に向け、韓国政府と民間が最大限協力すると約束した。エクアドル内の発電所や精油工場などの建設、エネルギーや鉱物資源の開発などに韓国企業が参加できるよう積極的な支援を要請した。
これに対し、コレア大統領は国家開発計画の中核といえるエネルギー、資源開発、インフラ構築の分野への韓国企業の進出を期待していると述べた。
李大統領は、エクアドル政府が南米では初めて関税庁の電子通関システム導入を決めたことに対し謝意を表明した。両首脳は、IT分野での協力を今後さらに強化することで合意した。
また、コレア大統領は韓国政府の開発協力支援事業の拡大を要請。李大統領は来年度の経済発展経験共有事業(KSP)の対象国にエクアドルを含める案を積極的に検討すると答えた。
このほか、李大統領は北朝鮮による韓国海軍哨戒艦「天安」沈没事件に対する韓国政府の立場を説明した。コレア大統領は犠牲となった将兵と遺族に哀悼の意を表し、北朝鮮の挑発が繰り返されてはならないと述べた。
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