サムスンSDIは3日、プラズマディスプレーパネル(PDP)の新ラインを建設するため、今月から約7300億ウォンを投じる方針と明らかにした。来年5月から本格的な量産体制に入る考え。
 蔚山事業場に3万坪規模で建設されるラインには、1枚のマザーガラスから8枚のPDPを生産する8面取り工法を採用する。完成すれば、最大で年間300万枚(42インチ基準)の生産が可能となる。また既存のラインまで含めた総生産量は732万枚に拡大する。

 サムスンSDIの金淳沢(キム・スンテク)社長は「今後は生産量ではなく、収益性と品質面で世界PDP市場のトップを狙う」と話している。

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