盧大統領就任以来初めての出席となる慰霊祭には、事件犠牲者の遺族ら約1万人が出席した。盧大統領は2003年10月に事件を「国家権力による過ち」と認め、政府レベルで正式に謝罪の意を表明している。同日の追悼辞でも、武力衝突と鎮圧の過程で国家権力が不正に行使された過ちに対し、道民に改めて謝罪すると述べている。
盧大統領は、国家権力はいかなる場合にも合法的に行使されるべきで、逸脱に対する責任は特に重く取り扱われるべきだとした上で、国がすべき最小限の努力は、許しや和解以前に犠牲者をケアし、名誉を回復させることとの考えを示した。
事件の犠牲者の名誉回復と追悼事業と関連しては、国民的なコンセンサスを得ながら、できることから着実に実行していく意向を示した。
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