この戦略は、低電力ながらも高性能を発揮する半導体製品で市場の成長をリードしていくというもの。昨年に提示した「スマート・アンド・グリーンモビリティ」をさらに発展させた。
半導体事業部の権五鉉(クォン・オヒョン)社長はフォーラムで、高機能携帯電話(スマートフォン)やタブレット型パソコンなど革新的なモバイル環境が現実化するなか、高性能、低電力の半導体需要が大きく増加していると、戦略の樹立背景を説明した。
同社は新戦略に基づき、昨年からサーバー会社と共同で進めてきた「グリーン・メモリー・キャンペーン」をことしはパソコンとモバイルの分野に拡大する。各国の省エネ努力やエコ政策の推進に合わせ、持続的なIT産業の成長を可能にする最適なメモリーソリューションを提示する考えだ。
同社はまた、フォーラムで1ギガヘルツ(GHz)デュアルコア・モバイル・アプリケーション・プロセッサなど、新戦略に合わせたモバイル半導体新製品を公開した。
サムスン・モバイルソリューション・フォーラムはモバイルの新たなトレンドや半導体新技術を議論し、共有する場で、ことしで7回目を迎える。サムスン電子社員のほか、中国のレノボや台湾のHTCなど、主要取引先関係者1000人余りが出席した。
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